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自由研究特集①メソポタミア文明の粘土板は語る

投稿者:仲村 雄二先生  投稿日時:2015/06/23

さて、昨年に引き続き始まりました。皆さま待望の『長野先生の個人的趣味としか言いようがない自由研究特集』のお時間です。まず皆様にお伝えしたいこと。それは、自由研究は理科の分野に限ったものではない!!ということです。
 
 
自由な研究なのですから、それは数学であれ国語であれ社会であれ、研究テーマとして挙げられることであればきっと評価されることでしょう。学校によって作文などのテーマを「面白くない。ありきたり。」などの理由でダメ出しする先生もいらっしゃるそうですが……ええやん本人が書くんだし。よほどじゃないかぎり制限せんでも。って思っちゃう長野です。
 
 
今回紹介するのは、社会の中でも考古学の分野に入る研究テーマ。『昔の人々の暮らし』ってやつですな。学校の授業で歴史などは学習しますが、日常生活の一場面を切り取った手がかかりも、世の中にはたくさん残っています。
 
上の写真を見ていただければわかると思いますが、当時の人々は粘土や石に文字を彫って手紙などのやりとりをしていました。時代は3750年も前の古代メソポタミア文明まっただ中……中学1年生で学習する「くさび形文字」それこそが、写真の粘土板には刻まれています。
 
 
歴史学とは違い、考古学の領域では「記録」が存在しません。あくまでも過去の人々が残した生活の痕跡から、当時の暮らしぶりや文化、交流などを推測して読み解いていく学問です。さて、今回の資料を長年研究を続けている研究者たちが解読!!気になる内容とは……。
 
 
 
 
 
『ふざけんなテメェ。金返せ。』
 
 
 
 
 
……えっ、なんですと??
 
 
 
 
 
ふむふむ……どうやらこの粘土板は、貿易商から銅のインゴットを購入した顧客からのクレームだそうです。インゴットというのは皆がイメージする「延べ棒」ってやつですね。金の延べ棒とかあるじゃないですか。ちなみに銅のインゴットはこちら。
 
銅インゴット
 
内容を読んでみると、ナシルさんという貿易商から銅のインゴットを買ったナンニというお客さんが送ったそうです。
 
「あのさー、あんたから買った銅のインゴット質が悪すぎる!!わざわざ敵地(ナシルさんは当時メソポタミアと争っている地域にいたようで、)まで使者を送って買ったのに、粗悪品のインゴットを渡してとっとと帰すなんて、バカにし過ぎじゃないかしら。今後、きちんと自分の目で確認して良質と分からない限り、あんたからは銅を買ってやんないから!!ワーイ、ジャパニーズ、ピーポー!!!」
 
はい、厚切りジェイソンさんはこの時代いらっしゃらないので最後の一文は冗談です。そして日本という国すらなかった時代ですね。それほど昔に、商売という文化があり、顧客がクレームを言う場面さえもあったわけです。なんだか親近感がわきますね。
 
 
ふざけた自由研究だと怒られそうになっても大丈夫!実はこの粘土板、大英博物館に展示されていた「超世界的な歴史物」なわけです。解読してみたらこんなにも生活観丸出しの内容だったというだけで。かつて栄華を極めた王族たちの財宝さえもある博物館に、買い物客の注文までも取り揃えている大英博物館……さすがとしか言いようがない!!
 
 
実験ばかりが自由研究とは限りません。皆さんも思考を凝らして、友達や先生をあっと驚かせるようなテーマを探してみると面白いかもしれませんよ~!!
 
 
 
 
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